2017年4月13日 4カ所目、もう一つのお目当て天龍寺です。夢想疎石の名園、曹源池や石組みを鑑賞する間もなく、裏山の方へ。
コバノミツバツツジが満開です。透き通った白花のコバノミツバツツジも、何本も植えられています。
ところでよく見ると、何かおかしい。おいおい、雄しべが5本のミツバツツジが混じっているではないか。そもそも樹名板には、「ミツバツツジ」としか記されておらず、「コバノミツバツツジ」と解説していない。樹名板には、英語、中国語、韓国朝鮮語での表記もありますが、ここまでするのなら、ラテン語の学名をしっかりと調べて書いた方がよいのではと思いました。
東京都神代植物園で「ミツバツツジを頼んだら、コバノミツバツツジを持ってこられたみたい」と言われたことがあります。逆に、「コバノミツバツツジを頼んだつもりが、ミツバツツジだった」のかもしれません。「コバノミツバツツジ」と正確に記していないからだと思います。もったいない。
ここでも、「綺麗だ!」とうなる方々に、「コバノミツバツツジですよ」とお教えしました。